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テリボン皮下注28.2μgオートインジェクター

骨粗鬆症治療剤 テリボンの新剤形である『テリボン皮下注28.2μgオートインジェクター』が発売されました。

今回発売されたのは、週2回の製剤で、在宅自己注射ができる製剤です。

今までのテリボンは週1回の製剤で、診察時に注射しなければなりませんでした。注射の度に診察しなければならないことが、医師と患者双方にとって負担でした。

また、週1回の製剤なので1回量が多く、毎日注射するフォルテオと比べ、悪心や嘔吐などの副作用が強くでることが問題でした。

週2回の製剤となったことで、1回量が半減し、副作用の軽減が期待できますし、自己注射となったことで、注射の度に診察する必要もありません。

また、製剤には針がセットされており、フォルテオのような針の着脱の必要もなく、皮膚に押し付けるだけで注射できる簡便な仕組みになっています。

副作用さえ起きなければ、フォルテオに比べて優位性があると考えられます。

欠点としては、薬価が1カ月あたりフォルテオ44136円に対し若干高く48144円なこと、ゴミが多くなりそうなこと、注射する日にちを忘れてしまう可能性があることくらいでしょうか。

1セットには4本(2週間分)入っているようです。

当院では、対象となる患者さんがいれば、今後導入していきたいと思っています。

※2019/11/27持田製薬からフォルテオのバイオシミラー(バイオ後続品)である『テリパラチドBS皮下注キット600μg』が発売されました。薬価が26491円であることから、単純に安い方が良いのであれば、こちらが選択されるでしょうか。

(投稿者:斉藤 揚三)