宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
長野県医師会の会報誌に取り上げられました。 »
宮城県医師会の「盛夏随想」コーナーに投稿した文章が、長野県医師会の会報誌『長野医報』に取り上げられました。 以前のブログにも掲載しましたが、本文はこちらになります(「スーパーボランティア」尾畠春夫さんに学ぶ | 在宅療養 … “長野県医師会の会報誌に取り上げられました。” の続きを読む
在宅医療の風景(田舎の雪道) »
栗原市でも、ここ数年は降ったことのないような大雪が降っています。 よく通る道もまるで別世界のようです。 病院勤務時代は病院内の業務が主体だったので、1年中同じような気温(室温)で生活していました。 当然、季節感を感じるこ … “在宅医療の風景(田舎の雪道)” の続きを読む
高齢者に対するモビコール配合内用剤の使用経験 »
浸透圧性下剤としては酸化マグネシウムを処方し、特に問題は感じていませんでしたが、昨今、高マグネシウム血症の問題が言われるようになってきています。 ※血清マグネシウム濃度と症状 血清Mg濃度(mg/dL) 症状 4.9~ … “高齢者に対するモビコール配合内用剤の使用経験” の続きを読む
ヒルドイドは保湿剤なのか? »
ヒルドイドソフト(ヘパリン類似物質軟膏)は保湿剤としてよく処方されています。 また、美容目的に処方を希望する人が急増したことにより、必要な人に届かなくなるなど、社会問題にもなりました。 そもそも、ヒルドイドソフトは保湿剤 … “ヒルドイドは保湿剤なのか?” の続きを読む
レビー小体型認知症の自律神経症状 »
以前、紹介した本『パーキンソン病 少しずつ減薬すれば良くなる』の著書である中坂義邦先生が、YouTube上でレビー小体型認知症について講義をしていますが、とても勉強になりました。 レビー小体型認知症の症状は以下の5つに分 … “レビー小体型認知症の自律神経症状” の続きを読む
猫のドアマン »
施設への訪問診療の際に、施設前で猫が出迎えてくれました。 施設に入る際には、猫が誘導してくれました… かに見えましたが、実際は、施設の中に入りたいだけだったようです。 結果的に、外につまみ出されてしまいました。
表皮剥離創の治療例② »
症例:80歳代 男性 ポータブルトイレに移る際に転倒。右前腕に2か所、表皮剥離創あり。高齢者は皮膚がもろいので、ちょっとしたことで剥離してしまいます。 剥離した皮膚を攝子でできる限り元に戻し、表皮接合用テープで固定しまし … “表皮剥離創の治療例②” の続きを読む
褥創治療の症例③ »
症例:80歳代後半の女性 2カ月間の寝たきり状態により、右腸骨稜と右大転子部に黒色壊死を伴う褥創ができ、当院の訪問診療が開始されました。 エアマットレスを導入し、ご家族にOpen Wet-dressing Therapy … “褥創治療の症例③” の続きを読む
3000万語の格差 »
『3000万語の格差 ダナ・サスキンド著 明石書店』 筆者は小児人工内耳外科医ですが、同じように手術をして聞こえるようになっても、言葉を理解できる子供とできない子供に分かれました。その違いを追求したところ、3歳までの家庭 … “3000万語の格差” の続きを読む