大腿皮下膿瘍の症例
2023.05.10
症例:80代女性
左大腿外側が腫れて痛がっているとのことで往診依頼あり。
![](https://reiwa-clinic.org/w_reiwaclinic/wp-content/uploads/2023/05/P3306423-800x600.jpg)
発赤部にエコーを当てると、皮下に低エコー域を認め、深さは約2cm程度でした。
![](https://reiwa-clinic.org/w_reiwaclinic/wp-content/uploads/2023/05/VH031771VN_002696_20230330T204534.jpg)
大腿皮下膿瘍と診断。抗生剤を点滴し、局所麻酔後、切開排膿。
翌日。創周囲の発赤は軽減していました。
連日創内を洗浄したほうが良いと思われましたが、デイサービスとご家族に処置を依頼したので、処置は表面の洗浄+パッド交換としました。抗生剤内服開始。
6日後。
15日後。
29日後。治癒しました。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:創傷治療