大腿皮下膿瘍の症例
2023.05.10
症例:80代女性
左大腿外側が腫れて痛がっているとのことで往診依頼あり。
発赤部にエコーを当てると、皮下に低エコー域を認め、深さは約2cm程度でした。
大腿皮下膿瘍と診断。抗生剤を点滴し、局所麻酔後、切開排膿。
翌日。創周囲の発赤は軽減していました。
連日創内を洗浄したほうが良いと思われましたが、デイサービスとご家族に処置を依頼したので、処置は表面の洗浄+パッド交換としました。抗生剤内服開始。
6日後。
15日後。
29日後。治癒しました。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:創傷治療