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正しい爪の切り方と陥入爪に対する処置

訪問診療をしていると、施設などで、正しく爪が切られていない患者さんをよくみます。

そこで、今回は正しい爪の切り方を書きます。

間違った爪の切り方で多いのが、深爪です。

まず、爪は指先を守るためにあるという認識が重要です。そう考えれば、深爪が良くないことは分かるはずです。

正しい爪の切り方は「スクエアカット」と呼ばれる切り方です。

①爪の長さは、指の先端くらいかやや長めに切ります。まっすぐに切ります。

②その後、両端を少し丸めるようにカットします。

爪は長い方が、陥入爪などの際に処置もしやすくなります。

陥入爪(巻き爪)の場合、どうしても皮膚に食い込んでいる爪を切りたくなりますが、深爪すると爪が湾曲して、ますます皮膚に食い込むという悪循環に陥ってしまいます。

爪を切る場合は、迷ったら長くと考えておけば間違いはないです。

ちなみに陥入爪により炎症(感染)が起きた場合はどうすればよいかについてですが、

P2071276-1

上の写真ですが、爪が短く切られていることが分かると思います。

経口第一世代セフェム系抗菌薬(ケフラール、L-ケフレックス)を数日分処方する →その理由

爪が皮膚に食い込んでいることが原因なので食い込まないようにすれば良いということになります。

爪が切られていて短い場合にできる処置としては、テーピングを用いて皮膚を動かし爪が食い込まないようにするテーピング処置と、爪が食い込まないように、点滴のエクステンションチューブを切って爪と皮膚の間に挟むという方法があります。

その2つの方法をどちらもしたのが以下の写真になります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この処置の8日後が以下の写真です。プラスチックチューブは外れてしまいましたが、炎症は治まりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 (投稿者:斉藤 揚三)