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脳を鍛えるには運動しかない!

『脳を鍛えるには運動しかない! ジョンJ.レイティ NHK出版』

無題

この本には、運動によって脳の働きが向上する様々なエピソードや論文(成績が上がり、ストレスや不安やうつから守り、ADHDや依存症にも効果があり、脳の老化を後戻りさせるなど)が紹介されています。

運動はほとんどの精神の問題にとって最高の治療法で、薬のような副作用もないのです。

私たちの遺伝子には狩猟採取時代からの行動様式が組み込まれていて、現代の動かない生活が、様々な肉体や精神の問題を引き起こしていると本書では考察しています。

本書を読むことで、運動が脳に良い働きをすることを知り、とにかく運動をしようというモチベーションが高まってきます。

一番興味深かったのが、第一章のアメリカイリノイ州の高校での0時限体育の話です。
授業前に運動させることにより、勉強時間を増やすことなく、成績が上がった実例が紹介されていました。

勉強時間を増やさなくても成績が上がるというのが衝撃的で、0時限体育は是非、日本の学校にも取り入れるべきだと思いました。

また、最近以下のような記事をみました。

学力を上げる部活の時間とは?

中学生や高校生になって熱心に部活動に励むのはよいことですが、勉強する時間が足りなくなるのではないかと心配する保護者のかたも少なくないでしょう。文部科学省が公表した2017(平成29)年度全国学力・学習状況調査の結果で、部活を全くしない子どもよりも部活をしている子ども、それも1日1~2時間程度の活動をしている子どものほうが、学力が高いというデータが明らかになりました。部活と学力の関係について考えてみましょう。

自主性・自律性の育成がカギ

中3の結果によると、平日の1日当たりの部活動の時間は、「3時間以上」が11.4%、「2~3時間」が43.3%、「1~2時間」が29.0%、「30分~1時間」が3.4%、「30分未満」が1.0%、「全くしない」が11.7%となっています。

さらに部活の活動時間ごとに全国学力テストの平均正答率を見ると、「国語A」の場合で、「3時間以上」が73.0%、「2~3時間」が78.9%、「1~2時間」が80.4%、「30分~1時間」が77.5%、「30分未満」が75.4%、「全くしない」が72.8%という結果でした。

平均正答率が高い順に部活の時間を並べると、(1)1~2時間(2)2~3時間(3)30分~1時間(4)30分未満(5)3時間以上(6)全くしない……という順になります。こう言うと「たまたまそうなっただけでは」「1~2時間の生徒の割合は多いので、平均正答率が高いのでは」という批判も出るでしょう。しかし、「国語A」だけでなく「国語B」、「数学A」と「数学B」も含めたすべての調査で、部活時間と平均正答率の関係は、全く同じ順序になっています。こうなると、とても偶然とは言い切れません。

つまり統計的に見ると、最も学力の高いのは部活を「1~2時間」している子どもで、部活を「全くしない」子どもは学力が最も低いということになります。勉強に充てられる時間が多そうな、全く部活動をしていない子どもが、一番学力が低いというのはやや驚きです。

これについて文科省は「因果関係はわからない」としています。ただ、部活動は生徒の自主的・自発的活動であるという学習指導要領の趣旨から類推すると、あくまで一般論ですが、部活動をしている子どもは自律性が高く、勉強も自主的にする。逆に全くしていない生徒は、勉強に充てる時間はあるものの、自ら勉強する意欲が低いと言えるのではないでしょうか。

とはいえ、1日「3時間以上」部活動をしている子どもの学力は、それ以下の活動時間の子どもよりも低いという結果から、部活動のやりすぎは禁物です。学力の面から見ると、1日当たり「1~2時間」の部活動をするのが最も効果が高いと言えます。

最近では教員の超過勤務解消など「働き方改革」のため、部活指導の問題が論議されていますが、子どもたちの学力という面からも、部活動の適正化を考える必要がありそうです。

また、部活動と勉強の関係を心配する保護者は少なくありませんが、適切な時間の部活動は、子どもたちの自主性・自律性の育成に役立ち、学力向上にもつながると言えそうです。

(筆者:斎藤剛史)

2017/10/05 ベネッセ教育情報サイト

部活をしている子供の成績がいい点について「部活動をしている子どもは自律性が高く、勉強も自主的にする」からと考察してますが、
部活によって脳が開発されているというのが正解だと思います。

(投稿者:斉藤 揚三)