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訪問リハビリの考え方

訪問診療が病院での診療を在宅に持ち込めばいいのではないのと同様に、訪問リハビリも、病院でのリハビリを在宅に持ち込めばよいわけではないと考えています。病院でのリハビリと在宅でのリハビリの違う点を考えてみます。

大きく違うのがリハビリの時間です。病院(入院)では毎日リハビリができますが、訪問リハビリではマンパワーの問題などで週1、2回くらいしかできないのが普通です。その少ない時間で結果をだしていかなればならないのが難しいところです。週1回、訪問リハビリの時間だけ関節可動域訓練や筋力強化訓練をしただけで関節可動域や筋力を維持することはできないと思います。つまり訪問リハビリでは、リハビリの時間だけリハビリをすればよいのではなく、その時間以外のリハビリをどうしていくのかを考えないといけないのです。

そうなると、ホームプログラムを作成し患者さん自身や家族の協力のもと、リハビリを続けてもらう必要があります。このホームプログラムのメニューを考え、管理することも訪問リハビリの大切な仕事になります。しかし、せっかくプログラムを作っても、認知症の患者さんだとメニューが理解できない、本人のやる気がないなどでできないことがあります。また、家族にリハビリをしてもらう方法もありますが、ただでさえ介護で疲弊している家族をさらに疲弊させてしまう可能性もあります(そのため、介護者の疲労度などを考慮してプログラムを調整する必要があります)。

そこで考えられるのが、ヘルパーや訪問看護師にリハビリをしてもらう方法です。指導する手間はありますが、リハビリの時間を確実に増やすことができます。

(投稿者:斉藤 揚三)