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足背の低温熱傷の症例

80代女性。湯たんぽで左足背の低温熱傷を受傷しました。

すでに、ハイドロコロイド被覆材が貼られていました。

2週後

2週間後の診察時に、「火傷がひどくなった」と言われました。これは火傷が深くなったわけではなく、最初から深かった火傷が顕在化したにすぎません。低温熱傷では通常の経過です。

皮下組織に達する損傷ということで、Ⅲ度熱傷であることが分かりました。Ⅲ度熱傷であっても治療法は変わりません。湿潤療法を継続します。

4週後

4週後。良好な肉芽が作られています。

6週後
8週後

大分創は閉鎖しているのですが、あと一歩です。画像では分かりにくいですが、増生した肉芽が盛り上がっていたため、肉芽を退縮させる目的でリンデロンV軟膏を塗布するように指導しました。

12週後

12週後に上皮化しました。

時間はかかりましたが、地道に湿潤療法を続けることで閉鎖しました。創傷治癒を阻害するような消毒は一切行ってはいません。

(投稿者:斉藤 揚三)