マヌカハニー
小児で夜間の咳がひどく眠れない場合に、ハチミツを使用すれば咳が軽減されるという論文があります。
大人にも効果があるという報告はありませんが、自分でも咳が出るときはハチミツを入れた紅茶などを飲んでいます。
「長友佑都の食事革命」の本の中で、より強力なハチミツであるマヌカハニーについての記載がありました。
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカという植物の花蜜から作られたハチミツです。
マヌカハニーには様々な作用が知られていて、ネットで調べる限りでも以下のような効果が分かりました。
・抗菌作用(特にピロリ菌)や胃腸疾患の改善
・整腸作用や腸内環境の改善
・虫歯、歯周病、口内炎などの予防や治療
・風邪やインフルエンザの予防、鼻づまりや喉の痛みの改善
・アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症)の改善
・傷や火傷の治療
・美肌、アンチエイジング効果
・糖尿病予防、コレステロール値低下
・がんの予防や治療
虫歯の予防にも使えるのは驚きですが、まずは胃腸の調子が悪いとき、風邪のときなどに使えそうです。
上記の効果は医学的に正しいのか分かりませんが、ニュージーランドやオーストラリアの医療現場では実際に使われているようです。
商品には抗菌作用の強さを示すUMFやMGOなどの表示があるのですが、UMF10+、MGO400+以上のものがニュージーランドやオーストラリアの医療現場で使われる際の目安のようです。
長友選手が使っているものはかなり高価(MGO1000+ STRONG MANUKA HONEY 500g ¥39420)ですが、調べればもっと安いものもあります。
それでも高価ですが、薬だと思えば安いですし、なにしろ副作用がないのがいいですね。
乳児ボツリヌス症の発生の可能性があり、1歳未満には与えられないのでそこだけは注意が必要です。
(投稿者:斉藤 揚三)