介護現場におけるスマホの活用
2019.03.04
訪問診療をしていると、患者さんの吐物や、血尿や血便がついているオムツなどの実物を見せられることがよくあります。
それはそれで情報は得られますが、汚物を長時間保管するという衛生状態の方が気にかかります。
逆に、実際に見たくても、処分されてしまっていることもあります。
そこで、オススメしたいのが、吐物や吐血、下血、血尿、下痢便の写真を撮っておく方法です。
今はスマートフォンなどで簡単に写真が撮れる時代になっています。
その写真を診察時に見せてもらえば、実物をみなくても状況は分かります。実物をみなければ納得できないということは、少なくとも私の場合はありません。
これは、外来診療でも同様です。外来に汚物を持って行くことはないと思いますが、医師に写真を見てもらえれば、医師はより情報が得られると思います。
少しでも迷ったら写真に残しておくと後で役に立つことがあります。必要なければ後で消去すればいいだけですから。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:在宅医療・訪問診療