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右下腿挫創(感染合併)の治療経過

施設入居中の90代女性。約5日前に右下腿をぶつけ受傷。

 

患部拡大↓

右下腿前面の約2cmの挫創。可及的に皮膚を戻しファスナートで固定。創周囲に発赤・熱感軽度あり、感染合併と考え抗生剤を処方。

翌日。

 

7日後。痛みは良くならず、創周囲の発赤・熱感・腫脹は増悪。

 

感染は悪化していると判断。ドレナージ目的に局所麻酔下に創から下方に切開を追加。開放創にして連日の洗浄を指示。

 

8日後(切開翌日)。痛みは軽快し、創周囲の発赤・熱感・腫脹は良くなりました。

 

9日後。

 

15日後。

 

21日後。

 

29日後。

 

43日後。

 

59日後。

 

右下腿の挫創に感染を合併し治療に難渋しましたが、約2ヶ月で治すことができました。

(投稿者:斉藤 揚三)