右下腿挫創(感染合併)の治療経過
2025.12.17
施設入居中の90代女性。約5日前に右下腿をぶつけ受傷。
患部拡大↓

右下腿前面の約2cmの挫創。可及的に皮膚を戻しファスナートで固定。創周囲に発赤・熱感軽度あり、感染合併と考え抗生剤を処方。
翌日。

7日後。痛みは良くならず、創周囲の発赤・熱感・腫脹は増悪。
感染は悪化していると判断。ドレナージ目的に局所麻酔下に創から下方に切開を追加。開放創にして連日の洗浄を指示。
8日後(切開翌日)。痛みは軽快し、創周囲の発赤・熱感・腫脹は良くなりました。
9日後。

15日後。
21日後。
29日後。

43日後。
59日後。
右下腿の挫創に感染を合併し治療に難渋しましたが、約2ヶ月で治すことができました。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:創傷治療

