在宅医療の患者、18万人に 最多更新、17年調査
2019.03.02
2017年に在宅医療を利用した患者は1日当たり18万100人と推計され、調査を始めた1996年以降、最多を更新したことが1日、厚生労働省が3年ごとに実施する患者調査で分かった。14年の前回調査と比べて2万3700人増えた。同省の担当者は「背景には、高齢化による需要増加や、住み慣れた地域や家で医療を受けることを推進する国の施策があるのではないか」としている。
全国の病院や診療所、歯科診療所のうち計1万3594カ所を対象に17年10月の特定の1日について入院や外来の患者数を調べ、全体の数を推計した。
3/1(金) 18:36配信 共同通信
グラフをみると、2008年から在宅医療を受けた患者数が右肩上がりに増えていることが分かります。
国の施策とは、2006年の診療報酬改定で「在宅時医学総合管理料」が新設されたことです。この頃から、在宅医療は増えていることが分かります。
当院が開院したのは2014年なので、在宅医療が増え始めていた頃だったことが分かります。
訪問診療をしていると、「こんなクリニックが栗原市にあったとは」と言われることが多く、まだまだ当院は栗原市で浸透していないと思われます。
しかし、高齢化に伴い今後も在宅医療の需要は確実に増えると思いますので、しっかり対応できるようしていきたいと思っています。
(投稿者:斉藤 揚三)
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