安全な食パンの選び方
2017.12.13
日本ではトランス脂肪酸が禁止されていないので、あらゆる食品にトランス脂肪酸が入り込んでいます。
トランス脂肪酸を多く含む食品の代表的なものに、マーガリンやショートニングがあります。
高価なバターの代わりとしてよく使われています。
トランス脂肪酸は人体に全く必要のない人工的に作られた危険な油ですので、できるだけとらないようにした方がよいです。実際、心血管疾患のリスクを高めると言われています。
本来であれば国が規制をすべきですが、それをしていないので、自分の体は自分で守るしかありません。
市販の食パンの成分表示をみてみるとほぼすべての商品にトランス脂肪酸を多く含むマーガリンが使われています。
マーガリンを使わずにパンを作っているこだわったパン屋さんはありますが、ごく少数で、なかなかありません。
バターを使うとコストが多くかかるということに加えて、バター(動物性脂肪)の方が体に悪いという誤解もその理由の一つだと推測されます。
そんな中、マーガリンを使っていない食パンで比較的手に入りやすいのは、セブンプレミアムの金の食パンです。
多少高いですが、それがパン本来の値段だと思います。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:栄養問題