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左大転子部3度褥瘡の症例

症例:90代女性 施設入居中

寝たきりの患者さんで、左側臥位の時間が長かったのか、左大転子部に3度褥瘡ができてしまいました。施設ではすでに開放性湿潤療法を開始していました。エアマットレスへの変更を指示しました。

14日後。褥瘡は拡大し、悪化傾向です。エアマットレスにはまだ交換していなかったため、改めて交換を指示しました。

35日後。エアマットレスには変更されていました。

45日後。滲出液が多いとのことで再診。黄色壊死組織をデブリードマンしました。

デブリ後。

63日後。壊死組織がなくなった創は、肉芽の形成が進み、急速に閉鎖しています。

77日後。もう少しです。

91日後。創は閉鎖しました。

経過中、外用薬は一切使用していません。

(投稿者:斉藤 揚三)