心不全の診断・治療がすぐに出来る様になる心不全の分類
2021.01.21
『心不全の診断・治療がすぐに出来る様になる心不全の分類』というYouTube上の講義がとても分かりやすく勉強になりました。
講義では、一貫して、「医療レベルは分類力で決まる」と述べられています。分類のための分類ではなく、分かりやすくするために分類するのであり、分類することが治療にもつながるとのことです。
循環器内科の先生と共通の言語を持てるように、分類を覚えて、使っていきたいです。
~講義にでてきた分類のまとめ~
心不全の息切れを数字にしたNYHA分類
NYHA1 | NYHA2 | NYHA3 | NYHA4 |
苦しくない | 日常生活難しい | 安静時に苦しい |
Levineの分類
第Ⅰ度:
第Ⅱ度:弱
第Ⅲ度:中
第Ⅳ度:強
第Ⅴ度:最大
第Ⅵ度:聴診器なしでも雑音
心不全ステージ分類
StageA | StageB | StageC | StageD |
メタボ |
心筋梗塞 弁膜症 |
心不全 | 治療抵抗性 |
予後を意識した心不全ステージ分類
冠動脈血流のTIMI分類
Grade 0;末梢が造影されない
Grade 1;末梢までわずかに造影
Grade 2;末梢まで造影される 造影遅延あり
Grade 3;末梢まで造影される 造影遅延なし
心房細動の脳梗塞リスクを分類できるCHA₂DS₂-VASⅽスコア
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:講演会・学会