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ブログトップ > 整形外科で下腿浮腫に関係する薬3つ

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整形外科で下腿浮腫に関係する薬3つ

むくみは内科的な原因(心不全、腎不全、低栄養など)であることが多いですが、整形外科で処方される薬が原因のこともあります。

整形外科で処方される薬で、下腿浮腫に関係する薬をまとめてみます。

リリカ
めまい、傾眠などの副作用が有名ですが、浮腫の副作用もあります。リリカによる浮腫発生率は約11~19%、心不全の原因にもなりうると言われています。

NSAIDs
一般的に処方される痛み止めです。Na貯留作用で浮腫がおこります。漫然と処方すべきではないと考えます。

芍薬甘草湯
こむら返りによく処方されます。芍薬甘草湯には名前の通り甘草が入っていますが、甘草により偽性アルドステロン症となり、浮腫がおこる可能性があります。芍薬甘草湯は甘草の量が多いので、就寝前1包にするか、頓服にすべきです。添付文書どおりに3包/日で処方するのは危険です。

(投稿者:斉藤 揚三)