歩くとなぜいいか?
2018.04.01
『歩くとなぜいいか? 大島清 PHP新書』
多くの人は、「歩くのは健康にいい」というのは頭では分かっていても、なかなか実践できないのが現状だと思われます。
それは、「健康のために頑張って歩こう」だと苦行のように感じてしまうからです。
今は車社会になっていますので(田舎では特に)、どうしても楽な方=車に流されてしまいます。
そういったときに、本書を読むと、道端に咲く花をみながら、季節の移り変わりを感じながら、楽しく歩けばいいのだということに気付きます。
筆者は鎌倉に住んでいて、本書の中に鎌倉の散歩風景が書かれています。その描写がとても美しく、本書を読むと外を歩きたくなってきます。
最近、暖かくなってきて、散歩日和が続いています。
なかなか鎌倉のような景色には出合いませんが、当地では当地なりの自然を感じながら散歩しようと思います。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:書評