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第37回カッパハーフマラソン参加レポート

令和7年12月7日、宮城県登米市で開催された「第37回カッパハーフマラソン」に参加してきました。
ハーフマラソンへの挑戦は練習不足が明白だったため、今回は堅実に10km部門にエントリーしました。
12月の開催ということで寒さが懸念されましたが、当日は幸運にも快晴無風という絶好のマラソン日和となりました。
コースは北上川沿いを走るルート。雄大な景色を眺めながら気持ちよく走る予定でしたが、現実は厳しく、3km地点であえなく体力を使い果たしてしまいました。
その後は多くの方に追い抜かれながらも、なんとか惰性で足を動かし続け、無事にゴールすることができました。
 
記録は55分19秒。
これは、昨年出場した「栗原ハーフマラソン10km」の記録とほぼ同タイムでした。
この結果を「進歩していない」と見るか、「現状維持できている」と見るかべきか…。
 
ゴール後の楽しみは、参加賞として振る舞われた地元の味覚です。
油麩入りの温かい味噌汁が提供されました。疲労困憊の体に、塩気の効いた温かい汁物がじんわりと染み渡り、最高の癒やしとなりました。
その味噌汁の列に並んでいた時、偶然にも大学時代の友人を発見しました。
彼はハーフマラソンにエントリーしており、記録を尋ねると、驚くほど涼しい顔で「1時間21分だったよ」と答えました。
その圧倒的な記録を聞き、自身のタイムとの差に「絶望」を感じましたが、同時に彼の日々の鍛錬に感銘を受けました。
挑戦と少しの挫折、そして美味しい味噌汁。記憶に残る一日となりました。
 

(投稿者:斉藤 揚三)