宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
インフルエンザの予防接種 »
本日はとある介護施設に訪問して、職員の方40名ちかくに一斉に、インフルエンザの予防接種を行いました。 インフルエンザの予防接種には、インフルエンザの発症を防ぐ効果と、発症したとしても肺炎などの重症化や入院、死亡を防ぐ効果 … “インフルエンザの予防接種” の続きを読む
ショートステイ先への訪問診療 »
ショートステイ(短期入所生活介護)先に訪問診療に行ってよいのかどうか、ケアマネージャーさんも分からない方が多いようなので、まとめてみました。 2016年度の診療報酬改定でショートステイ先にも訪問診療ができるようになりまし … “ショートステイ先への訪問診療” の続きを読む
在宅医療における不適切な処方 »
Onda M,et al.Identification and prevalence of adverse drug events caused by potentially inappropriate medicati … “在宅医療における不適切な処方” の続きを読む
破天荒フェニックス »
『破天荒フェニックス 田中修治 幻冬舎』 たまには医療と関係のない話。 この本は、絶対に倒産すると言われていたメガネチェーン「オンデーズ」を買収した筆者が、様々な困難を乗り越え、会社を再生していく物語です。 何度も倒産の … “破天荒フェニックス” の続きを読む
傷のきれいな治し方 »
H30.9.29に行われた第16回宮城手の外科セミナーに参加してきました。 1日かけてみっちり手の外科を勉強しました。どの先生の講演も大変勉強になり、刺激を受けました。特に印象に残ったのは、日本医科大学形成外科教授 小川 … “傷のきれいな治し方” の続きを読む
痛い在宅医 »
『痛い在宅医 長尾和宏 ブックマン社』 今までの在宅医療の本と言えば、「住み慣れた我が家で穏やかな最期を迎える」といったような、在宅医療を賛美するような内容の本ばかりでしたが、本書は在宅医療の闇に触れた本と言えます。 … “痛い在宅医” の続きを読む
薬剤性パーキンソン »
パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。 パーキンソン病の4大症状としては、振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害があります。 具体的な症状を上げると、「動作が遅くなった」、「声が小さく … “薬剤性パーキンソン” の続きを読む
在宅医療におけるPTH製剤の使い方 »
当院ではPTH製剤を在宅医療でも使っています。在宅医療におけるPTH製剤の使い方について書いていきます。 PTH製剤とは、副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone;PTH)を間欠的に注射することで、骨形成 … “在宅医療におけるPTH製剤の使い方” の続きを読む
訪問看護が医療保険になる条件 »
要介護認定を受けている方は、原則として、医療保険ではなく介護保険が優先され、訪問看護も介護保険で行われることになります。 しかし、例外的に医療保険で訪問看護が行われることがあります。 ケアマネージャーさんも、なかなかこの … “訪問看護が医療保険になる条件” の続きを読む
レビー小体型認知症 »
厚生労働省の推計では、2025年に認知症の人の数は700万人に増え、高齢者の5人に1人は認知症になると言われています。そういった時代においては、どの科の医師であっても、認知症に対する理解が必要です。 今回は、日本の認知症 … “レビー小体型認知症” の続きを読む