宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
病気スレスレな症例への生活処方箋 »
『病気スレスレな症例への生活処方箋 浦島充佳 医学書院』 この本は、病気になりかけている患者さんに、いかに生活指導をしていくのかについて書かれています。本書が対象としている病気スレスレの人でなくても、病気の人でも生活指導 … “病気スレスレな症例への生活処方箋” の続きを読む
がん治療における緩和ケアの重要性 »
栗原市医師会学術講演会 2018.7.19 「がん治療における緩和ケアの重要性」 東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野 教授 井上 彰 先生 講演では、早期に緩和ケアを導入するメリット、過剰輸液の問題、基本を押さえ … “がん治療における緩和ケアの重要性” の続きを読む
手荒れにハンドクリーム!? »
手荒れにハンドクリームを使っている方は多いと思います。ハンドクリームを塗ると、手がすべすべしていかにも皮膚が守られているように感じます。しかし、実際はそのハンドクリームがさらに手荒れをひどくしていたとしたら、どうしますか … “手荒れにハンドクリーム!?” の続きを読む
老衰からの復活! »
症例:96歳女性 既往歴:アルツハイマー型認知症、狭心症、慢性心不全、高脂血症、右大腿骨転子部骨折術後 当院初診までの経過:H30年2月中旬頃から徐々に歩行器歩行が難しくなってきていました。H30年3月末頃より、食欲不振 … “老衰からの復活!” の続きを読む
がん患者さんに対する頻回訪問 »
看護師による系統的な身体症状のモニタリングが倦怠感を緩和することを示した研究があります。 Systematic monitoring and treatment of physical symptoms to allev … “がん患者さんに対する頻回訪問” の続きを読む
仙台駅 シャボン玉 »
今日は私用で仙台に行ってきましたが、仙台駅で巨大なシャボン玉を作っている外人さんがいました。通りがかりの人が歓声を上げていました。 日本を旅行しているようですが、なるほど、それほど技術はいらず、手っ取り早く稼ぐにはいいや … “仙台駅 シャボン玉” の続きを読む
転倒しても歩かせる同意書 »
施設で歩かせない理由として、「勝手に歩いて転倒して、骨折でもして歩けなくなったら大変だ」というものがあります。しかし、歩かせないで座りっぱなしでいると、足腰が弱くなって歩けなくなってしまいます。「歩けなくなったら大変だ」 … “転倒しても歩かせる同意書” の続きを読む
ユマニチュードにおけるリハビリ »
以前このブログで、入院すると手厚いケアを受けたり安静が指示されたりで、ベッドに寝ている時間が多くなり、廃用が進むことが多いと書きました。 入院中にリハビリが指示されていたとしても、それ以外の時間をベッドで寝ていれば、寝た … “ユマニチュードにおけるリハビリ” の続きを読む
施設への「訪問薬剤管理指導」について »
「訪問薬剤管理指導」は、薬を届けてもらえるサービスと誤解されがちですが、それは業務の一つにすぎません。実際は、薬剤師が自宅に行って、飲み残しの薬ははないか、副作用はでていないかなどを確認し、問題があった場合には処方医に報 … “施設への「訪問薬剤管理指導」について” の続きを読む
がんと命の道しるべ 余命宣告の向こう側 »
『がんと命の道しるべ 余命宣告の向こう側 新城拓也 日本評論社』 新城先生のご著書はどれも、訪問診療医がどのように生きていけばよいのかの指針を与えてくれます。また、文章から、患者さんに真摯に向き合っている姿勢が伝わってき … “がんと命の道しるべ 余命宣告の向こう側” の続きを読む