宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
右踵褥瘡の症例 »
症例:90代女性 施設入居中 車イスレベルのADL 訪問診療時に、1-2日前から右踵の皮膚が剥けているとの報告を受けました。剥離した皮膚を切除した後の写真が以下です。 湿潤療法を開始しました。 14日後。中心部以外は大分 … “右踵褥瘡の症例” の続きを読む
左大転子部3度褥瘡の症例 »
症例:90代女性 施設入居中 寝たきりの患者さんで、左側臥位の時間が長かったのか、左大転子部に3度褥瘡ができてしまいました。施設ではすでに開放性湿潤療法を開始していました。エアマットレスへの変更を指示しました。 14日後 … “左大転子部3度褥瘡の症例” の続きを読む
踵部褥創の症例 »
症例:80代女性 入退院を繰り返し、寝たきりになった患者さん。施設入居後から当院の訪問診療が開始されましたが、持ち込みの褥創(左踵部3度褥創)がありました。 黒色壊死組織は無視して、OpWT(Open Wet-dress … “踵部褥創の症例” の続きを読む
両足背褥創の症例 »
症例:90代女性 両足背に褥創がみられました。おそらく這って歩いていることで、褥創ができてしまったと思われました。 ここから病院に尿路感染症で22日間入院しました。退院後、施設に入所しました。入所当日の写真がこちら↓ 入 … “両足背褥創の症例” の続きを読む
在宅医療で治療した左踵Ⅳ度褥創感染合併例 »
症例:90代女性 在宅医療に至った経緯:意識障害、高度脱水、褥創多発あり病院に入院。点滴加療で軽快し、食事摂取が可能となり自宅に退院。退院後、通院困難なため当院の在宅医療を希望された。 初診時、左踵に黒色壊死組織を伴うⅣ … “在宅医療で治療した左踵Ⅳ度褥創感染合併例” の続きを読む
大転子部2度褥創の症例 »
症例:90代女性 歩行が困難になり訪問診療が開始されました。初診時、右大転子部に2度褥創がみられました。 家族の介護力を考えると、連日の処置は難しいのではないかと判断しました。 あえて処置は指導せず、マットレスを低反発マ … “大転子部2度褥創の症例” の続きを読む