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カテゴリー:褥創治療

宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。

褥創治療の症例③ »

2020.10.23

症例:80歳代後半の女性 2カ月間の寝たきり状態により、右腸骨稜と右大転子部に黒色壊死を伴う褥創ができ、当院の訪問診療が開始されました。 エアマットレスを導入し、ご家族にOpen Wet-dressing Therapy … “褥創治療の症例③” の続きを読む

褥創感染の症例② »

2020.09.21

症例:80歳台女性 廃用が進み、ベッドに寝ている時間が長くなり、仙骨部に2度褥創ができてしまいました。エアマットレスを導入し、家族に処置(Open Wet-dressing Therapy)をしてもらっていました。 約1 … “褥創感染の症例②” の続きを読む

難治性外果部褥創の症例 »

2020.01.15

なかなか治りづらかった、足関節外果部褥創の症例を取り上げてみます。 施設入居中で、脳出血後の右片麻痺があり、車いすに全介助で移動する程度のADLの方です。 右外果部が痛いという訴えがあり、骨突出部にハイドロコロイド包帯を … “難治性外果部褥創の症例” の続きを読む

褥創にガーゼを当てることが最悪の処置だと考える理由 »

2019.12.13

褥創にガーゼを当てるということはよく行われていますが、それが最悪の処置だと考える理由について書いていきたいと思います。 褥創治療においては、褥創はなぜできるのか?傷が治るとはどういうことなのか?を考えなければなりません。 … “褥創にガーゼを当てることが最悪の処置だと考える理由” の続きを読む

褥創治療の症例② »

2019.11.28

症例:81歳女性 在宅医療に至った経緯:高血圧、慢性心不全、心房細動、糖尿病、脂質異常症の診断で病院に通院していた。R1年〇月、自宅で倒れていたところを発見され、自宅での生活が困難とのことで施設に入所。入所して約1か月後 … “褥創治療の症例②” の続きを読む

褥創感染の治し方 »

2019.10.11

褥創が感染しているかどうかは、褥創周囲に感染の4徴候(熱感、発赤、腫脹、疼痛)があるかどうかで判断します。 感染例↓ 感染していた場合、大原則として、褥創内に消毒薬(イソジンシュガー、カデックス軟膏、ユーパスタなど)を入 … “褥創感染の治し方” の続きを読む

褥創治療の症例 »

2019.10.03

症例 80歳台女性 訪問診療に至るまでの経過: 寝たきり状態となり、体のいたるところに褥創ができた。病院を受診したところ、臀部褥創が感染しており入院した。治療により感染は制御されたが、褥創がある状態で自宅退院となった。 … “褥創治療の症例” の続きを読む

在宅での褥瘡治療⑤ 最終的な考え方 »

2019.03.12

これまで、褥瘡に対する、体圧管理の重要性や、実際の処置の方法などについて書いてきました。 しかし、このような対策をしても、残念ながら褥瘡が良くならない方もいます。 これは、全身状態や栄養状態、血糖コントロールが悪かったり … “在宅での褥瘡治療⑤ 最終的な考え方” の続きを読む

在宅での褥瘡治療④ 体圧管理編 »

2019.03.11

前回は開放性ウエットドレッシング療法について書いてきましたが、この方法だけでは治りません。 褥瘡の原因を除去しなければならないからです(むしろ、こちらの方が大事だと思っています)。 それが体圧管理です。 昔は褥瘡予防のた … “在宅での褥瘡治療④ 体圧管理編” の続きを読む

在宅での褥瘡治療③ 処置編 »

2019.03.08

褥瘡をラップで治すというラップ療法を提唱したのが鳥谷部俊一先生ですが、ラップ療法は浸出液でムレることが欠点でした。鳥谷部先生はその問題を解決すべく、進化したラップ療法=開放性ウエットドレッシング療法を提唱しました。 これ … “在宅での褥瘡治療③ 処置編” の続きを読む