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敗血症は皮膚を診る

敗血症の定義は、「感染症で臓器障害が起きていること」です。

敗血症は早く対応しなければならず、そのためには、臓器障害が始まっている徴候を見抜かなければなりません。バイタルサインに加えて、身体所見としては、意識障害、尿量低下、皮膚の所見に注目します。

この画像は、とある患者さんの、敗血症時の皮膚の所見です。両下肢に赤紫色の網目状の皮疹が見えます。

これは、斑状皮疹(mottling)と呼ばれており、末梢循環障害が起きていることを示しています。

このような皮膚所見を見た場合は、急いで対応しなければなりません。

また、診断だけではなく、治療効果判定としても皮膚所見が使えるようです。治療開始6時間後に斑状皮疹が見られれば、予後は非常に悪いようです。

参考資料:高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス第2版 4.敗血症の予後は皮膚で分かる 上田剛士 Signe 

(投稿者:斉藤 揚三)