ガッテン!「認知症の人が劇的変化!”アイコンタクト”パワー全開SP」
2018.10.27
10/24(水)、NHK『ガッテン!』で当院でも取り組んでいるユマニチュードが取り上げられていました。
ユマニチュードとは認知症の方に対するケアの技法です。
ユマニチュードは4つの柱に、「見る、話す、触れる、立つ」があり、これらを使って認知症の方をケアするのですが、番組では主に「見る」ことに焦点を当てていました。
番組では、ユマニチュードによって劇的に変化した患者さんが取り上げられており、スタジオでは驚きの声が上がっていました。
京都大学の研究で、ユマニチュードの創設者である、イヴ・ジネストさんの視線を解析するというのも出ていましたが、ジネストさんは、あらゆる状況でも視線が患者さんの目をとらえていた点が印象的でした。
こういった番組を通して、ユマニチュードが広く一般の方にも知られることはとても良いことだと思います。
ちなみに先日、寝たきりで暴力的な患者さんにユマニチュードを使って接したのですが、顔を近づけて診察しようとしたら、マスクを引きちぎられ、胸を引っかかれました。自分はまだまだ、研鑽が必要なようです。
(投稿者:斉藤 揚三)
カテゴリー:認知症治療