宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
臀部褥瘡の症例 »
ADLが車椅子レベルの患者さんの臀部の赤みがなかなか良くならないとの相談がありました。 原因は車椅子乗車時の体圧にあるのではないかと思われました。 車椅子の座面には介護用クッションが入っていました。 体圧を測定してみると … “臀部褥瘡の症例” の続きを読む
デエビゴ錠5mgと併用注意の薬 »
当院では睡眠薬としてデエビゴ錠をよく処方していますが、最近、社会保険診療報酬請求審査委員会から当院へ、「CYP3Aを阻害する薬剤とデエビゴ錠5mgが処方されている」との連絡文書が来ました。 デエビゴ錠の添付文書には、「C … “デエビゴ錠5mgと併用注意の薬” の続きを読む
足趾凍瘡の症例 »
80代女性。 初診の状態がこちらです。前医では、イソジンゲル、ユベラ軟膏、ガーゼ処置が指示されていました。 当院ではどのような傷であれ、湿潤療法を行う方針にしています。前医の処置は中止し、湿潤療法を開始しました。 15日 … “足趾凍瘡の症例” の続きを読む
臀部1度褥瘡の症例 »
80代男性。 臀部が赤いため、ケアマネージャーさんから、低反発マットレスと座位用のクッションが導入された患者さんがいました。 しかし、なかなか良くならないとのことで相談されました。 臀部の体圧を測定してみると、仰臥位では … “臀部1度褥瘡の症例” の続きを読む
右踵褥瘡の症例 »
症例:90代女性 施設入居中 車イスレベルのADL 訪問診療時に、1-2日前から右踵の皮膚が剥けているとの報告を受けました。剥離した皮膚を切除した後の写真が以下です。 湿潤療法を開始しました。 14日後。中心部以外は大分 … “右踵褥瘡の症例” の続きを読む