宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。
歩けていれば骨折は否定できるか? »
高齢者が転倒して股関節を痛がっていれば、大腿骨近位部骨折を疑います。 大腿骨近位部骨折の場合、救急外来にこのような姿勢でストレッチャーで運ばれてくることがほとんどです。 しかし、大腿骨近位部骨折を受傷したにも関わらず、歩 … “歩けていれば骨折は否定できるか?” の続きを読む
高齢者に首を寝違えたと言われたら »
高齢者が朝になって首の痛みや首が回らなくなったことを自覚し、「首を寝違えたようだ」と言って来院することがあります。 それは首の寝違えではなく、頚椎の偽痛風(Crowned dens syndrome)かもしれません。 今 … “高齢者に首を寝違えたと言われたら” の続きを読む
主訴:立ち上がれない »
症例:認知症があり独居の80代男性 ADLは自立歩行レベルですが、ふらつきがみられています。ヘルパーとデイサービスを利用しながら、自宅で生活していた患者さんです。 とある日曜日にヘルパーが訪問したところ、こたつから起き … “主訴:立ち上がれない” の続きを読む
偽痛風のまとめ »
「偽痛風(ぎつうふう)」はピロリン酸カルシウムが関節内に沈着する結晶性関節炎です。 高齢者に多い疾患(発症年齢はほとんどが60歳以上)なので、高齢者の発熱時には、鑑別に挙げておく必要があります。 整形外科勤務医時代に、入 … “偽痛風のまとめ” の続きを読む
足趾の潰瘍の症例 »
症例:90代女性。寝たきりで施設入居中。 糖尿病でインスリン使用中。90代ということもあり、HbA1cは7,8%台程度でコントロールしていた。 左第3趾基部に潰瘍ができました。通常であれば切断術の適応になるかもしれません … “足趾の潰瘍の症例” の続きを読む
不定愁訴が服薬調整により改善した症例 »
症例:80代女性 施設入居中 在宅医療に至った経緯:関節リウマチ、腰部脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、高血圧などで近医に通院していた。体の痛み、筋力低下、意欲低下などのため寝ている時間が多くなった。体調不良や気分の浮き沈み … “不定愁訴が服薬調整により改善した症例” の続きを読む
高齢者の入浴中の突然死を防ぐためにできること »
冬場は高齢者が入浴中に突然死する事故が多いと言われています。 今回はそのメカニズムを解説し、そうならないためにはどうしたら良いのかについて解説します。 脱衣所や浴室が寒くなっていると、血管が収縮し、血圧が上昇します。 → … “高齢者の入浴中の突然死を防ぐためにできること” の続きを読む
院長がドンマイ川端さんと柔道対決をしました »
このホームページをみている方で、ドンマイ川端さんのYouTubeのチャンネル登録をしていない方は、必ず登録するようにお願いします。 川端龍【ドンマイ川端】YouTubeチャンネル
ドンマイ川端さん、ありがとうございました。 »
2021/11/26 柔道YouTuberであるドンマイ川端さんにクリニックにお越しいただき、柔道教室をしていただきました(当院のリハビリスペースは畳敷きになっており、柔道をすることもできます)。 「楽しく柔道をすること … “ドンマイ川端さん、ありがとうございました。” の続きを読む