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宮城県栗原市で訪問診療をしています。日々の訪問診療の中で気がついたことなどを発信しています。当ブログの記事を参考にしたり、真似たりすることによって生じたいかなる不利益に対しても、当院では責任を負いかねます。また、個別の医療相談にも応じられませんのでご了承ください。

敗血症は皮膚を診る »

2021.04.26

敗血症の定義は、「感染症で臓器障害が起きていること」です。 敗血症は早く対応しなければならず、そのためには、臓器障害が始まっている徴候を見抜かなければなりません。バイタルサインに加えて、身体所見としては、意識障害、尿量低 … “敗血症は皮膚を診る” の続きを読む

体温37℃台の敗血症 »

2021.04.24

症例:中心静脈栄養をしている80代男性。尿道カテーテル長期留置中。腎盂腎炎で2回入院歴あり。自宅で療養中。 夜間に37.3℃の発熱がみられるとご家族から電話がありました。 他のバイタルサインを確認すると… 血圧120/9 … “体温37℃台の敗血症” の続きを読む

プライマリ・ケア医のための心房細動入門 »

2021.04.15

『プライマリ・ケア医のための心房細動入門 小田倉弘典 日経BP』 訪問診療をしていると心房細動をよくみますが、それもそのはずで、高齢化社会に伴い心房細動の患者数は増加しており、心房細動患者の50%以上は75歳以上とのこと … “プライマリ・ケア医のための心房細動入門” の続きを読む

紹介状の書き方 »

2021.04.13

日整会広報室ニュース第124号(令和3年1月15日)を読んでいたら、良い記事がありましたので、抜粋させていただきます。 紹介状は、 ①患者の人柄・職業・家族 ②病歴のポイント、当科の診断・検査所見および治療 ③入院時と退 … “紹介状の書き方” の続きを読む

大転子部2度褥創の症例 »

2021.04.01

症例:90代女性 歩行が困難になり訪問診療が開始されました。初診時、右大転子部に2度褥創がみられました。 家族の介護力を考えると、連日の処置は難しいのではないかと判断しました。 あえて処置は指導せず、マットレスを低反発マ … “大転子部2度褥創の症例” の続きを読む

排便後に意識消失を繰り返す症例 »

2021.03.12

症例:60代女性 施設入居中 手引き歩行レベルのADL  排便の状況:毎日少量ずつ出て、3~4日に1回大量に出る。便の性状は硬めで、摘便が必要なこともある。排便後に意識がもうろうとすることが月に1回くらいある。 前医の下 … “排便後に意識消失を繰り返す症例” の続きを読む

表皮剥離創の整復法 »

2021.03.04

症例:80代男性。転倒し左肘の表皮剥離を受傷。受傷3時間後に診察。 一見すると、表皮が欠損しているように見えます。 しかし、よく観察すると、黄色い丸の部分に表皮が丸まっていることが分かりました。鑷子を用いて表皮を引っ張っ … “表皮剥離創の整復法” の続きを読む

2021/02 診療風景 »

2021.02.22

2/22 本日は猫の日なのだそうです。 本日の訪問診療で出会った、患者さんの布団で寝ている2匹の猫の画像をお届けします。

巨大臍石の症例 »

2021.02.19

90代女性 施設入居中 臍石が巨大になっているとのことで除去を依頼されました。症状はなく、炎症も起きていませんでしたが、何とか除去を試みました。 黒くみえているのが臍石の一部ですが、その下に黄色い破線部分くらいの大きさの … “巨大臍石の症例” の続きを読む

エンレスト錠の講演会 »

2021.02.05

2021/2/4 栗原中央病院循環器内科 矢作浩一先生の「エンレスト錠の様々な使用経験からの考察~50症例を踏まえて~」というWeb講演を受けました。 講演は、心不全の考え方と治療方法、エンレスト錠の機序と文献的な考察、 … “エンレスト錠の講演会” の続きを読む

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